1. クラウドファンディングの「目的」を説明できますか?
「クラウドファンディングをやりたいと思っています」
そう相談を受けたとき、私たちは必ず最初にこう質問します。
「クラウドファンディングの目的は何ですか?」
すると多くの場合、「資金を集めたいから」という答えが返ってきます。
もちろんそれは間違いではありません。
しかし、資金調達“だけ”を目的にしたクラウドファンディングは、成功しにくいのが現実です。
特に「ものづくり」分野のクラウドファンディングでは、
・なぜこの商品を作るのか
・どんな課題を解決したいのか
・支援者とどんな未来を共有したいのか
こうした目的の設計が、結果を大きく左右します。
本記事では、
★クラウドファンディングの本来の目的
★ものづくりクラウドファンディングならではの役割
★実際のサポート事例から見える「成功する目的設定」
を分かりやすく解説します。

2. クラウドファンディングの本当の目的とは?
1. 資金調達(スタートライン)
まず大前提として、クラウドファンディングには資金調達という役割があります。
・新商品の開発費
・設備投資費用
・初回ロットの製造資金
・テスト販売に必要な運転資金
特に、銀行融資が難しい立ち上げ期や、新規事業においては、非常に有効な選択肢です。
ただし、ここで重要なのは、「いくら集めるか」ではなく「なぜ必要なのか」。
この理由が曖昧なままでは、支援は集まりません。
2. 市場テスト(ニーズ検証)
ものづくりクラウドファンディングにおいて、非常に重要なのが市場テストです。
・本当にこの商品は求められているのか
・価格帯は適正か
・どんな層が反応するのか
クラウドファンディングは、実際のお金を伴ったリアルな反応を得られる、非常に優れたテストマーケティングの場です。
完成前に反応を確かめられることは、
・ 在庫リスクの低減
・改良ポイントの発見
・ 失敗コストの最小化
につながります。
3. 共感づくり・ファン獲得
クラウドファンディングの最大の価値は、
「商品を売ること」ではなく「応援してもらうこと」にあります。
支援者は、
・商品の完成を一緒に待つ
・プロジェクトの背景を知る
・作り手の想いに共感し、応援する
つまり、最初から“ファン”として関わってくれる人たちです。
ものづくり企業にとって、このファンの存在は、継続購入や口コミ、次のプロジェクト支援へとつながる、かけがえのない資産になります。
3. ものづくりクラウドファンディングならではの目的
1. 売る前に、価値を伝える
ものづくりクラウドファンディングでは、完成品だけを見せるのではなく、「試行錯誤の過程」や「技術的な工夫」、「素材や製法へのこだわり」といった背景そのものが価値になります。
これは、通常のECや店頭販売ではなかなか伝えきれません。
クラウドファンディングは、ものづくりの“物語”を届ける場でもあるのです。
2. 価格競争からの脱却
ものづくり企業が陥りがちな悩みが、競合他社との価格競争です。
クラウドファンディングでは、
「安いから買う」ではなく、「応援したいから支援する」
という構造をつくることができます。
これにより、
★適正価格での販売
★ ブランド価値の確立
★安売りに頼らない事業設計
が可能になります。
4. 弊社が考える「クラファンの目的設計」とは
株式会社パーシヴァルでは、クラウドファンディングを“一度きりの資金集め”ではなく、“事業の起点”として設計します。
そのため、必ず以下の視点から整理します。
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このプロジェクトの本当の目的は何か
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誰に、何を、どう届けたいのか
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クラファン終了後、事業はどう展開するのか
ここが曖昧なままでは、ページ制作や広報をどれだけ頑張っても、成果は伸びません。
サポート事例①:ものづくり×補助金×クラファンの目的設計
ある地域の事業者様は、
「設備投資のためにクラファンをやりたい」と相談に来られました。
しかしヒアリングを進めると、真の目的は
・地域資源を活かした新商品を知ってもらうこと
・将来的な販路拡大
であることが見えてきました。
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弊社のサポート:
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ものづくり補助金による設備投資の整理
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クラウドファンディングでは「商品開発ストーリー」と「テスト販売」を目的に設定
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価格帯別リターン設計とページ構成の見直し
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結果として、クラファンは資金調達+市場検証+PRを同時に担う役割となり、その後の事業展開につながる土台づくりができました。
サポート事例②:商品を“売る”のではなく“育てる”クラファン
ある事業者様は、完成度の高い商品を持ちながら、どう伝えればいいか分からないという課題を抱えていました。
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弊社のサポート:
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初期ファンとの接点づくり
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使用シーン・価値観の可視化
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次回改良につながる声の収集
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クラウドファンディングを「販売の場」ではなく、“共創の場”として位置づけたことで、結果として支援者との関係性が強く築かれました。
クラウドファンディング成功の鍵は「目的の言語化」
クラウドファンディングで失敗する多くのケースは、「目的が言語化されていない」ことにあります。
- なぜ今やるのか
- なぜクラファンなのか
- なぜ支援者にとって意味があるのか
この3点を整理し、一貫したメッセージとして届けることが重要です。
5. パーシヴァルが提供する“目的から考える”クラファンサポート
私たちは、以下をワンストップでサポートしています。
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商品・サービスのクラファン向けブラッシュアップ
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目的整理・ストーリー設計
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プロジェクトページ作成(構成・文章・画像)
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リターン設計・価格戦略
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SNS・PR・広告運用
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成功後の事業展開・販路設計
「クラファンをやること」自体が目的にならないように、
その先まで見据えた伴走支援を行っています。
まとめ クラウドファンディングの目的は“未来をつくること”

クラウドファンディングの目的は、単にお金を集めることではありません。
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商品の価値を伝える
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想いに共感する仲間を集める
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事業の未来を一緒につくる
そのための手段です。
もし、
「クラファンをやるべきか迷っている」
「目的の整理ができていない」
そんな状態であれば、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのものづくりに、どんな目的を持たせるのか。
そこから一緒に考えるのが、私たちパーシヴァルの役割です。
クラウドファンディングと経営経験を掛け合わせ、
ビジネスの困りごとを解決していきます。

クラウドファンディングをベースに経営に関わることを各種専門家のサポートを組み合わせ、経営に関して発生する問題を解決し、あなたの思いが実現する状態へ伴走します。
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☎06-6147-4719
営業時間(月~木:9:30~17:00)

