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1. クラウドファンディングを始める前のきっかけ
フリースクール和草は、もともとマンションの一室で学習支援をしていましたが、新たな場所を借りることを検討していました。
しかし、その場所には水道設備がなく、水を汲みに行く生活を強いられていました。そこで、水道設備の設置資金を調達するためにクラウドファンディングを実施することを決意しました。
「本当に支援が集まるのか?」「クラウドファンディングをやる意味は?」と内部で議論はもちろんありましたが、
パーシヴァルさんに相談をして、「資金を集めるだけではなく、活動を広く知ってもらうことが重要」という考えに至り、クラウドファンディングの実施を決定しました。
2. クラウドファンディング実施中の話
- 支援者リスト作り:支援を得るために100人の支援者リストを作成。 チームの結束:保護者やスタッフと共に支援を呼びかけ、協力体制を確立。
- ページ制作の苦労:誰を中心にするか、ストーリーの流れをどうするか試行錯誤。
- 目標金額の設定:300万円が必要だったが、100万円から段階的に設定し達成率を高める戦略を採用。
- 資金の伸び悩み:200万円で一度停滞し、メディア(新聞・ラジオ・テレビ)を活用して再度注目を集める。
- ABCニュースの効果:テレビ放送後、アクセス数が急増し、最終的に目標達成。
3. クラウドファンディングをやってみてどうだったか
資金だけでなく新しい支援者・仲間が増えました。
クラウドファンディングのおかげで、水道設備だけでなく、キッチン・エアコンの設置も可能になり、環境が大幅に改善しました。
また、保護者の結束が強まり、コミュニティとしての力が向上したと感じています。
メディア露出により「ここに通いたい」と希望する家庭が増加。
クラウドファンディング後も支援の申し出が続きました。
「一度経験すると、今後応援する側にもなれる」と支援の循環が生まれた。
子どもたちも「自分たちの活動が応援される」と実感し、成長の機会に。
4. これからクラウドファンディングをやろうとしている方へ
クラウドファンディングは、単なる資金調達の手段ではありません。
やってみて分かったことは、「お金が集まること」以上に、「応援してくれる人とのつながり」が何よりも大切だということです。
成功の鍵は3つあります。
1. 目的を明確にすること
何のためにクラウドファンディングをするのかを、できるだけ具体的に。支援者は「想い」に共感して支援してくれます。
2. チームで取り組むこと
一人ではなく、関わる人みんなでプロジェクトを進めると、より多くの人に伝わります。支援者リストを作るのも、みんなで協力すると広がりやすいです。
3. 伝え続けること
ただページを作るだけではなく、SNSやメディアを活用し、積極的に発信し続けることが大切です。
停滞することは必ずあるので、そのときに諦めずに動くことが成功につながります。
私たちも最初は「本当に支援が集まるのか?」と不安でした。
でも、やってみると、想像以上に多くの方が応援してくれました。
だからこそ、「やるか迷っているなら、一歩踏み出してみる」ことをおすすめします。
あなたの想いを、ぜひクラウドファンディングを通じて届けてください!